ぶどう考19'


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お土産瀬戸ジャイアン

オーセンティックバーに映える


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冷凍ナガノパープル

皮の紫色の移行部が美味い


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No.1:藤稔

No.2:ゴールドフィンガー

No.3:ゴルビー、瀬戸ジャイアン

 

 

皮ごと頬張り、皮を一部分割り実を吸いだす。

皮を23回咀嚼し、流れ出る果汁を楽しむ。

皮を出し、実を咀嚼して嚥下する。

皮に渋味のあるもの、実離れの悪いものは冷凍→ピーリングして食べる。

 

 

ゴールドフィンガーは皮ごと。

藤稔、ゴルビー、クイーンニーナは皮だしだが、実離れがよい。甲斐路は実離れがいまいちで飲み込むか吐き出すか迷うときがある。

サニードルチェは皮ごと。赤みが乏しくとも青リンゴ感あり、さっぱりシャクシャクいける。

ハニービーナスは皮を出す。実離れはいまいちだが渋味が無い上に実が激甘。

 

 

藤稔、ゴルビー、べりーAは皮を咀嚼したときに渋味が皆無。べりーAはワインに利用されるだけあって甘味とコンプレックスな旨味がある。

安芸クイーン、クイーンニーナは渋味あり、できれば噛みたくない。

瀬戸ジャイアンツは皮の張りと身のジェリー感のギャップが、シャインマスカットに比べて衝撃的。爽やかさは瀬戸ジャイアンツがよりあるが甘さはシャインマスカットが優。

 

 

藤稔、ゴルビーは種子がなく咀嚼で酸っぱさがない。

べりーA、甲斐路は種子周囲が酸っぱい。ゴールドフィンガーも種子周囲は若干酸っぱいものの実が激甘なのでミクスチャーが素晴らしい。

 

 

ナガノパープルは冷凍シャーベットを勧める。

駅ナカやコンビニなどで冷凍ミカンに代わる逸材おつまみと考えるが、未だに商品化は見ない。

 

 

藤稔とゴルビーを分かつものは、サイズと味の均一性。ゴルビーは色、サイズ、甘味酸味にばらつきがある。バリエーションが変化が生まれて良い、ということもある。

ピオーネと藤稔は成金と元々金の将棋の駒のよう。天使のしずく(巨峰の新品種、南アルプス産)はまだまだ改良の余地あり。

 

 

ここ1ヶ月、農園も何度も出向き、生産者の顔を何度も拝むことができた。

 

 

おいしいぶどう、躊躇なく、買う。